経営倫理士とは
企業向け派遣型研修の詳細

<インフォACBEE>

▶「2022企業不祥事(ワースト10)」に注目

ACBEE主催の「2022企業不祥事動向(ワースト10)」が発表された。既に13年間継続されている調査で、毎年初頭の重要情報として話題になる。
各種世論調査が活発に実施・発表されているが、企業不祥事を対象とした調査は少ない。特にアンケート回答者が経営倫理士限定方式なので、調査に反映される内容は専門的で視点も幅広く評価されている。
企業内研修やレポート作成時の資料として使われるケースが増えている。経営倫理士はじめ、コンプライアンス系担当者の活用をお勧めしている。

「初級・経営倫理士」講座を、幅広く活用

「初級・経営倫理士」資格取得のための受講が幅広く利用されている。ビジネス・コンプライアンスの基本を学ぶことは経営倫理の一歩である。同講座はビジネス倫理の理論・実務を短期集中型のオンデマンド方式により1か月余りで修得する。
企業の新人教育用として利用されるケースが多い。最近目立つのが、集団受講による短期集中育成型が出ている。1社から約10人ほどまとめて受講するケースなどがある。企業の内部研修の場を本講座活用で効果を上げている。初級では10テーマを修得するが、ハラスメントや内部通報など最近のビジネス倫理動向を導入していることも評価を高めている。

◆訃報◆小熊征人 前ACBEE理事長逝去

ACBEE前理事長、小熊征人氏が昨年12月30日内臓疾患のため逝去されました。79歳でした。1月7日、御家族による葬儀が行われました。
小熊氏は慶応義塾大学卒業後、ダイヤモンド社勤務、最後はダイヤモンド国際経済研究所社長など要職を歴任。2013年に2代目ACBEE理事長に就任。3期6年務められた。
学生時代は野球部で捕手として活躍したスポーツマンだった。特に経済専門誌の幹部として経済情報には詳しく主要財界人との交流もあった。故水谷雅一氏(初代日本経営倫理学会会長)とは親交があり、ACBEE創設時から少からぬ貢献をした。創設時のACBEE事務局はダイヤモンド国際研内に同居しており、講師人材の導入、受講会員増強などACBEE経営全般に実績を残された。合掌。