
2023年活動ガイド
(2023年3月更新版)


「経営倫理士」取得講座の開講
昨今の連続する企業不祥事をきっかけとして、我が国企業の経営倫理を問う声が内外で増大しています。これに対応して、多くの企業で経営倫理やCSR問題に取り組む姿勢が次第に強化されてきました。この対応強化の動きをいっそう強めることが緊急課題となっています。
しかし、いま企業が経営倫理の実現を具体的に進める上で、充分な知識やノウハウが確立されていないのが現状です。他方、企業には多くの重要な危機管理テーマがあり、経営倫理の確立と実践がビジネス・インフラ形成上の絶対必要条件でもあります。この課題解決に資するべく設けられたのが、「経営倫理士」取得講座です。
「経営倫理士」取得講座の受講については…
大型シンポジウムの開催
ACBEEでは年に一度、大型シンポジウムを開催しております。シンポジウムでは、第一線で活躍される様々な分野の専門家をお招きし、その時々で注目される論点について議論を交わします。
取り上げるテーマへ対応・活動している企業の中心メンバー(経営倫理士)をはじめ、専門アドバイザーやジャーナリストらによる集中討議が特色となっています。
ACBEE戦略セミナー(短期集中で学ぶ専門講座)の開講
日本経営倫理士協会では、活動の一環として、2013年夏に「ACBEE戦略セミナー」を開設。「より専門的なCSR、コンプライアンス教育、実践ノウハウを身につけたい」というご意見に応えた、総合専門講座群となります。
特色は、①経営倫理士講座より、さらにレベルアップ②それぞれの業界やジャンルごとに、CSRやコンプライアンスなど専門的テーマに取り組む③短期集中型で理論・実践を身につける④グループワークなど受講生参加型――など。
年間、1~3本程度のテーマの異なる講座を企画する予定です。
経営倫理に関連した情報(ニュースやコラムなど)の発信
経営倫理活動を推進していくには、最新の動向に注目し、時代の潮流を掴む必要があります。日刊紙や雑誌、TVニュースなどマスメディアを見るだけでは経営倫理の動向を把握することは難しく、断片的になりがちです。経営倫理関連情報は継続的、専門的、広域的に入手する必要があります。
ACBEEでは、紙媒体の専門情報紙『経営倫理フォーラム』や各活動の報告書などを発行しております。一方、ACBEEのWEBサイトでは、関連情報の速報性、専門性を重点として情報発信しております。
当WEBサイトでは、経営倫理士を中心とした閲覧者・ユーザー参加型の運営を心がけているのも特色のひとつです。
《シリーズ》「経営倫理」いま企業は…
経営倫理への企業取り組みが本格化。組織内外へ浸透・普及が進んでいる。本シリーズではCSR、コンプライアンス、SDGs、リスク管理など、各企業の対応をレポートする。
ニュース・アングル
ACBEEホームページでは、従来から医・薬、福祉関連のコンプライアンス情報を発信しており、2021年度から「〈医・薬〉ニュース・アングル」「〈介護・福祉〉ニュース・アングル」がスタートする。
福祉ジャーナリスト・楢原多計志氏が執筆。重要ニュースの追跡、分析、課題抽出など、一歩踏み込んだ幅広いニュース解説と大胆な課題提示を発信する。
《シリーズ》コロナ危機と向き合って…
コロナ危機――日本列島で…、地球全体で…深刻な被害が拡大し続けています。世界中が汚染され、その影響は計り知れません。どこまで広がり、いつ終息するのか見通せず、いまアフターコロナ問題は人類最大のテーマとなりました。
「経営倫理」という重要テーマは、従来以上に価値観を増し、理念・実践の展開が問われています。本シリーズでは、人と組織のあり方について、コロナ被害を直視しつつ、その「いま」と「未来」について考えていきます。
ニュースダイナミクス
激動する内外のニュースの中で、特に経営倫理、CSR、クライシス・マネジメント等に関連する重要ニュースを取り上げます。
企業不祥事などのコンプライアンス動向
3カ月に1回、社会や経済を中心に起こった企業や組織、団体の不正・不祥事をピックアップ、動向と解説を一覧まとめました。
コンプライアンス春秋+
内外の経営倫理・コンプライアンスの、組織と人に関する動向を報道型リポート中心にシリーズ化し、情報の質と量のさらなるレベルアップを図ります。
フリービューACBEE
新シリーズ「フリービューACBEE」がスタートする。
NPO活動を続けるACBEE JAPAN(日本経営倫理士協会)の中核は、企業、大学等の幹部が企画・運営を担っている。特別戦略会議委員(旧総合企画委員)としてサポートしている。
アーツ・ワールド
主として、都内で開催される美術展、文化作品展示会などをレポート。“心の窓”的な情報コーナーです。